高石の自然を未来に残そう!~砂浜活性化プロジェクトのこれまで~
高石市に砂浜があるのを知っていますか?
高石市の高師浜には、大阪最北端の砂浜があります。
古くは万葉集の歌にも詠まれた白砂青松の美しい海岸線として知られ、明治時代は関西一円の人々に親しまれる海水浴場でした。
高度経済成長期に臨海コンビナートとして整備され、地域の経済を牽引するエリアになりましたが、砂浜は約100メートルを残すのみとなりました。
現在も砂浜にはたくさんの生き物がいます!
そんな高師浜の砂浜で清掃を行い、海の生き物と触れ合いませんか?
過去に実施したイベントと今後について下記のとおり報告します。
これまでの取組み
第1弾!砂浜活性化プロジェクト【令和6年8月22日】
第1弾として、8月22日に砂浜の清掃イベントを行いました。市民や臨海企業の約100名の方にご参加いただき、ゴミはあっという間に集まりました。暑い中お集まりいただきありがとうございました。

砂浜活性化プロジェクト第1弾チラシ (PDFファイル: 3.9MB)
第2弾!砂浜活性化プロジェクト【令和6年11月10日】
11月10日には、砂浜活性化プロジェクトの第2弾を実施しました。
午前中は市民ボランティア団体である「高石市を楽しい街にしよう会」の皆様が清掃活動をおこなってくださいました。午後からは高級食材としても知られるキジハタと、海の掃除屋と呼ばれるナマコの放流をおこないました。
また、砂浜の有効活用について皆様に考えていただくワークショップも行いました。「きれいにしたい」「泳ぎたい」「魚を釣りたい」など、たくさんの意見が集まりました。ご協力いただきありがとうございました。
そのほかにも、マルシェの開催や講師による海や砂浜の生き物の今後についてもお話いただき、市内外から多世代の方々約300名にご参加いただき盛り上がりました。
砂浜活性化プロジェクト第2弾チラシ (PDFファイル: 4.3MB)
第3弾!砂浜活性化プロジェクト【令和7年3月30日】
第3弾は3月30日に開催し、新たな試みとしてNPO法人大阪海さくらと市の共催で、アマモ移植イベントを実施しました。前回に引き続き民間プレイヤーによる清掃活動、マルシェの開催や寸劇も行われ、市内外から多世代の方々約350名にご参加いただき盛り上がりました。
砂浜活性化プロジェクト第3弾チラシ (PDFファイル: 339.0KB)
第4弾!砂浜活性化プロジェクト【令和7年6月28日】
第4弾を迎えた砂浜活性化プロジェクトでは新たなコンテンツを実施しました。
先着300名様炊き込みご飯プレゼント、おさかな塗り絵アート、クイズ大会によるオリジナルTシャツプレゼント、マルシェ、砂浜清掃イベント、稚魚放流、アマモの観察、音楽イベントなど盛りだくさんの1日でした。


砂浜活性化プロジェクト第4弾チラシ (PDFファイル: 11.9MB)
砂浜の活性化について
高石市には大阪最北端の自然の砂浜があります。古くは万葉集の歌にも詠まれた白砂青松の美しい海岸線として知られており、明治時代は関西一円の人々に親しまれる海水浴場でした。高度経済成長期に臨海コンビナートとして整備され、地域の経済を牽引するエリアになりましたが、砂浜は約100メートルを残すのみとなりました。
そんな高石市の海の変遷を見守ってきたこの砂浜で人々の交流を促すイベント等を開催することによって再び活性化し、また、大阪・関西万博の共創パートナーとしても、大阪の海の歴史、海の生物や環境への意識も高めていきたいと考えています。
この取組みは、高石市も会員となっている瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会の活動のひとつであり 「受け継ごう きれいで豊かな瀬戸の海」を合い言葉としている「リフレッシュ瀬戸内」の一環として行っております。