市長よりごあいさつ
令和5年4月に高石市長に就任してから、今年で3年目を迎えます。
昨年度は、市長就任後初めて編成した予算が確定し決算認定を受ける過程で、高石市の今後の財政的な課題が見えた1年となりました。今後も持続的で安定的な財政運営をめざし取り組んでまいりますが、中でも自主財源の獲得については最優先で取り組む必要があると考えています。
現在、高石市の歳入確保施策として、主なものにふるさと寄附金があります。令和5年度の高石市へのふるさと寄附金額は約2,700万円でしたが、寄附額の増加をめざして事業者の皆様からの返礼品登録を加速化させるための補助金制度を創設するなど、令和6年度は12月末時点で6,000万円を超える過去最高額のご寄附をいただきました。ご寄附いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。今後は令和11年度の目標寄付額を年間6億円とし、更なる高みをめざして取り組んでまいります。
さて、4月からいよいよ大阪・関西万博が開催されます。大阪府内の自治体からは「祭」をテーマに連携・協力して"大阪ウィーク"へ参加し、高石市が誇る伝統文化である"だんじり"についても地域の皆様との協働により出展する予定としている他、高石市出身のアーティストなどのご協力のもと、高石市の風景、歴史などをアートで表現する取り組みや市民による創作活動、来場者による体験型イベントを通じて高石市の魅力を国内外に発信することで万博を盛り上げてまいります。
また、市内在住の4歳から17歳までのこどもたちに最先端の技術・サービスに直接触れ将来に向けた夢を持ってもらえるよう、万博への招待を予定しています。
来年で高石市は市制施行60周年を迎えます。高石市政の灯を次世代に引き継ぐためにも持続可能なまちの循環を生み出し、70周年、80周年、そして100周年へと脈々と続く市政運営をめざして、引き続き全力で頑張ってまいります。
令和7年4月
高石市長 畑中 政昭