高齢者用肺炎球菌感染症
令和8年度から使用されるワクチンが変わりました
定期接種で使用されるワクチンの種類が令和8年4月1日から変更となりました。これに伴い、自己負担額も3,000円から6,000円に変更となります。
PPSV23とPCV20はいずれも肺炎球菌に対するワクチンですが、ワクチン接種後の免疫を得る機序が異なっているため、ワクチンに含まれる血清型において、PCVのほうがPPSVよりも高い有効性が期待でき、2024年時点で成人の侵襲性肺炎球菌感染症の原因となる肺炎球菌の血清型のうち、各ワクチンに含まれる血清型の割合も概ね同等程度でした。また、安全性についてはともに特段の懸念はありません。こうした科学的知見を踏まえた審議会の議論を経て、定期接種で用いるワクチンが変更となりました。
肺炎球菌感染症とは
肺炎は高石市の死因の第3位を占めています。肺炎の中で一番の原因菌となるのは「肺炎球菌」です。
肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれている細菌です。唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症等の重い合併症を引き起こすことがあります。
ワクチンを接種することで肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。
実施期間
令和8年4月1日から令和9年3月31日まで
対象者
- 高石市に住民登録のある方(以下「市民」という)のうち、65歳の方(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)(注意)対象者には、65歳のお誕生月に市からご案内を郵送します。
- 60歳から64歳の市民で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害を有する方、およびヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(医師の診断書または身体障害者手帳の写しが必要)
(注意)転入の方につきましては、事前に申請が必要です。高石市健幸増進課健幸増進係へお問い合わせください。
種類・接種方法
種類:高齢者用肺炎球菌感染症ワクチン(沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン)(PCV20)
接種方法:0.5mlを筋肉内に1回接種
接種場所
市内指定医療機関(下記参照)へ直接予約してください。
令和8年度 高齢者用肺炎球菌感染症定期予防接種指定医療機関一覧(PDFファイル:99.3KB)
入院・入所等、やむを得ない理由により市内指定医療機関での接種が困難な場合は、接種前に手続きすることで、支払った費用の一部が戻ってくる還付制度を利用できます。必ず接種前に市役所健幸増進課までご連絡ください。
持ち物
・本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証等)
・高齢者用肺炎球菌感染症予防接種予診票
・自己負担金
・【生活保護世帯の方】生活保護法医療券もしくは生活保護受給証明書
(注意)生活保護世帯の方は、生活保護法医療券もしくは生活保護受給証明書が必要となりますので、市役所社会福祉課で事前に手続きしてください。
費用
自己負担金:6,000円 (生活保護世帯は除く)
・医療機関窓口でお支払いください。
・生活保護世帯の方は、市役所社会福祉課で生活保護法医療券もしくは生活保護受給証明書を受領のうえ、接種時に医療機関窓口へ提出してください。
・市内の指定医療機関以外で接種を受けた場合は、全額自己負担です。
事前手続きをされている場合は還付制度があります。
ワクチンの副反応
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシー、痙攣(熱性痙攣含む)、血小板減少性紫斑病が見られることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副作用 |
| 30%以上 | 疼痛・圧痛*(59.6%)、筋肉痛(38.2%)、疲労(30.3%) |
| 10%以上 | 頭痛(21.7%)、関節痛(11.6%) |
| 1%以上 | 紅斑、腫脹 |
長期療養特例
接種対象期間に、長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていったために、定期接種を受けることができなかったと認められる場合、長期療養特例として定期接種を受けることができます。
詳しくは下記ページをご覧ください。
長期にわたる疾患等のため定期予防接種が受けられなかった方へ(65歳以上の方)
健康被害における救済制度
予防接種法に基づき定期接種を受けた後、重篤な健康被害が発生した場合、法律に基づき国からの救済制度を受けられます。


