市長よりごあいさつ

高石市は令和8年11月1日、市制施行から60周年という記念すべき節目を迎えます。
本市の歩みは、幾多の困難を乗り越えてこられた先人のご尽力と、将来世代へ託された希望が脈々と受け継がれてきた歴史そのものであります。この60年の長きにわたり、本市の発展を共に支え、歩んでくださった皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
このたび60周年の大きなテーマを「文化芸術・スポーツをまちの鼓動にする」と掲げました。公募により選ばれたキャッチフレーズは、高師浜の和歌にちなんだ趣深い言葉「音にきく60回目のありがとう」に決まりました。
この周年事業が、単なる祝祭に留まることなく、本市の輝かしい歴史と、これから創り出す無限の未来を固く紡ぎ合わせ、市民お一人おひとりが郷土への誇りと深い愛着を育む、かけがえのない機会となることを心より願っております。
今、私たちがなすべきことは、高石市が歩んできた豊かな歴史や文化に深い敬意を払い、それを未来への新たな活力へと昇華させることです。例えば、市域の約半分に広がる臨海工業地帯を本市の経済的強みとして活かしつつ、一方で自然との共生を深化させ、かつて景勝地と謳われた「高師浜」の美しき風景を、現代にふさわしい快適な環境として再生・構築する取り組みを始めています。
こうした一つひとつの取り組みを、市民の皆様が心から「まちの誇り」と感じられるものにしていくこと。その誇りこそが、自らの手でまちを創るという地方自治への参画を力強く促し、高石市の価値を高めていく原動力となります。
時代の荒波が激しさを増す今こそ、足腰を強くし、誇りを共有し、未来を切り拓いていく。高石市の新たなステージに向け、全力で邁進してまいります。
令和8年4月 高石市長 畑中 政昭


