健康経営について
健康経営とは
「健康経営」とは、従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。
従業員と一緒に健康の維持や増進に取り組むことで会社の活性化やイメージ、業績を向上させていく取り組みです。
(「健康経営」は法人健康経営研究会の登録商標です。)
「健康経営」を始めましょう!(PDFファイル:725.2KB)
健康経営がもたらすメリット
健康経営を導入することのメリットは取り組み内容や規模に応じて様々です。
具体的なメリットの一例として
・労働生産性の向上
・離職率の低下と人材の定着
・求職者へアピールし、採用活動を強化できる
・会社の知名度・ブランドイメージのアップ
・CSRやSDGsを重視する取引先へのアピール
・健康経営の各種認定制度によるインセンティブの獲得
が挙げられます。
健康経営の始め方
STEP1「健康宣言」を実施
健康経営を経営理念の中に明文化し、企業として取り組む姿勢を社内外に発信する。
中小規模事業者の方は、協会けんぽ等の医療保険者が実施する「健康宣言」事業に参加する。
STEP2実施できる環境を整える
経営層全体で取り組みの必要性を共有したり、担当者・担当部署を設置するなど、取り組みやすい体制を作る。
STEP3具体的な対策をする
自社の健康課題を見つけ出し、目標を設定した上で施策を実行する。
STEP4取り組みを評価する
施策の効果を経営層を含めて確認し、現状の取り組みの評価を次の取り組みに生かしていく。
健康経営優良法人認定制度
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、社会的に評価を受けることができる環境を整備しています。
詳しくは経済産業省「健康経営優良法人認定制度」のホームページをご覧ください。