ずっと好きなことしたいプロジェクト
ずっと好きなことを続けるためのフレイル予防、「ずっと好きなことしたいプロジェクト」が皆さんを応援します。
フレイル予防には「栄養(食・口)」「運動」「社会参加」の3つの柱をバランス良く実施することが大切です。
まずは、「イレブンチェック」と「ゆびわっかテスト」で今の状態を知ることから始めてみましょう。

フレイルとは、年齢によって心身の活力が低下した状態のことを言います。このまま放置すると要介護状態になる可能性があります。
しかし、早くに気付いて対策をすることで、元の状態に戻すことが出来ます。
イレブンチェック
簡単な11項目のチェックで、フレイルの兆候があるかどうか知ることができます。
また、チェックがついた項目(栄養・運動・社会参加)に取り組むことで、フレイルを予防・改善することができます。
では、さっそくチェックをしてみましょう!

出典:東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢氏「フレイル予防ハンドブック」
右の欄の数が6個以上になった方は、要注意です!
フレイル予防には、「しっかり噛んで、しっかり食べること」「運動すること」「社会参加をすること」の3つをバランス良く実践することが非常に大切です。
Q1・2(9)にチェックがついた方は、栄養面を見直してみませんか。食事は活動に必要なエネルギー源です。
Q3・4にチェックがついた方は、お口の機能が弱っています(オーラルフレイル)。口腔機能の低下は心身の機能低下につながります。
Q5~7にチェックがついた方、今より10分多く身体を動かすことを意識しましょう。
Q8~11にチェックがついた方、社会とのつながりが薄くなっていませんか。社会とのつながりを失うことが、フレイルへの入り口です。
食べて元気にフレイル予防(厚生労働省) (PDFファイル: 1.3MB)
リーフレット「オーラルフレイル」(日本歯科医師会) (PDFファイル: 786.8KB)
健康長寿の秘訣BOOK(東京大学高齢社会総合研究機構) (PDFファイル: 3.2MB)
ゆびわっかテスト
ゆびわっかテストで筋肉量を知ることができます。
座った状態で、利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を、両手の親指と人差し指で囲みます。
ゆびわっかとふくらはぎの隙間ができる場合、筋肉量が少なくなっている状態(サルコペニア)の可能性があります。
サルコペニアとは加齢により筋肉が減少した状態を表します。フレイルの最も大きな原因のひとつです。

出典:東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢氏「フレイル予防ハンドブック」
健康長寿と幸福長寿の両立をめざして

東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢氏
「イレブンチェック」や「ゆびわっかテスト」の生みの親で、フレイル予防の第一人者である飯島教授。
今後、高石市の「ずっと好きなことしたいプロジェクト」にご協力をいただきます。