市長よりごあいさつ

令和4年4月

専称寺の桜

綾井城跡 専称寺   皆様こんにちは!お元気でお過ごしですか?

新年度がスタートしました。満開の桜の下、大きめのランドセルを背にした小学校の新入生と真新しい学生服に身を包む中学校の新入生の初々しい姿に思わず笑みが浮かびます。

新型コロナのまん延防止措置がようやく解除となりました。今年に入り感染力の強いオミクロン株によりコロナ感染者が急増し、学級閉鎖、休園などで、学校教育や子育て支援において少なからず影響を与えました。学校教育、子育て支援の各施設においては検温・マスクの着用・手洗い消毒、給食時のパーティション、CO2センサーや空気清浄機の設置など、これまでのコロナ感染予防対策の徹底はもちろん、大阪府和泉保健所と密接な連携を図りながら、各校各園における児童生徒や保護者等ご家庭へのフォロー、教職員や保育士へのワクチン接種等々、矢継ぎ早にあらゆる対策を講じてまいりました。

あわせてこの間、学級閉鎖等で授業の遅れが生じないようタブレット端末を自宅に持ち帰っていただき、先生とのオンライン授業をフルに有効活用して昨年度の教育課程は無事すべて滞りなく修了することができました。ご協力頂きました保護者の皆様にも感謝申し上げます。

さて、3回目の追加ワクチン接種につきましては、国の方針にそって、1月中旬から高齢者を中心に接種券を前倒しして配布し、市医師会のご協力のもと開業医等、医療機関での「個別接種」を行ってまいりました。

その結果、4月4日現在、65歳以上の方は84.0%と国平均82.9%、府平均79.2%を上回る接種率で、全体としても46.5%(国44.1%、府39.5%)と進んでいます。先月末には3月22日から25日・28日に総合保健センター、3月26日・27日にカモンたかいしで「集団接種」を行いました。今後も5月12日・13日に総合保健センター、14日・15日にカモンたかいしで集団接種を行いますので、ぜひとも若い世代の方々の接種についてもご協力をお願いします。

また、5歳から11歳の小児につきましても接種券を発行させていただき、現在、医師会のご協力を得て、保護者の同意のもと「個別接種」でワクチン接種を実施しています。

あくまで希望者の方にですが、子どもたちのワクチン接種についてもどうかよろしくお願い申し上げます。   高石市HP(新型コロナウイルスワクチン接種)

  さて、令和4年第1回高石市議会定例会も終わり、令和4年度の新年度予算をはじめすべての議案が可決されました。

新年度予算は、教育・福祉・まちづくり等、一般会計約264億円、国民健康保険、介護保険等特別会計、上下水道事業会計を合わせた総額は約456億円となりました。その主は以下のとおりです。   ◎『防災や安全・安心のまちづくり』

・南海本線・高師浜線の連続立体交差事業とバリアフリー化

・防災拠点としての蓮池公園整備(取石地区)   ◎『駅周辺活性化、まちの魅力づくり』

・高石駅前広場(東側)の芝生化

・スケートボードパークの整備(高師浜総合運動施設)   ◎『コロナ禍における地元商業の活性化』

“高石うれしーと第3弾“の実施   ◎『健幸のまちづくり事業』

・「健幸ウォーキング」の推進で、コロナ禍で外出自粛の運動不足による健康二次被害を防止

・「キッズアンバサダー」…子どもたちにスポーツの楽しさを教え、家族にも健幸づくりを伝える   ◎『妊娠から出産、子育てまで切れ目ない支援」

・「乳幼児すこやか見守り支援事業」…地域ボランティアが0歳~1歳児の家庭を訪問し、オムツ券や積み木をプレゼントしながら、育児相談を行う

「妊産婦への社会的処方」…妊産婦にオンラインも活用した健幸づくり教室を行い、あわせて出産や育児等の相談を行う。   ◎『学校教育のICT化で高いレベルの教育向上を』

・「デジタル教科書を全小中学校に導入」…英会話やAIドリルでデジタル教育を

その他、数々の事業を盛り込んだ新年度予算であります。詳細は施政方針や詳細は市広報やHP等をご覧ください。  

  ~カーボンニュートラルへ向けた取組み~

とくに新年度事業として、国の2050年カーボンニュートラルの方向性にそって、本市の特色である臨海コンビナートの脱炭素社会に向けた取り組みを積極的に促進するためアクションプランを策定します。また、この4月より臨海部を中心とした市内事業所に対し、カーボンニュートラルに資する事業への投資については固定資産税等を最大5年間課税免除とし、脱炭素化の取組みを促進します。 …さて、なぜ?今、臨海コンビナートのカーボンニュートラル化なのか?をご説明をします。

高石市は昭和41年11月1日、人口4万7650人で単独市制を施行しました。初代市長は中山末吉氏です。時あたかも臨海コンビナートの造成が大阪府により急ピッチで進められていました。

「臨海部の槌音の響きを聞けば、高石市の発展は火を見るよりも明らかだ。」と当時、“昭和の大合併”で揺れる高石町が単独市制のスタートを切ったわけです。

その後、企業の進出、臨海部の税収増とともに大阪中心部のベッドタウンとして人口急増となり、急速に都市化が進み、道路、上下水道、公園などの都市基盤や学校、幼稚園、保育所、公民館、老人福祉センター等多くの公共施設が整備され、人口は昭和56年に6万7千人のピークを迎えました。

むろん、臨海企業に対し、市では大阪府と連携しながら大気常時監視を行い、市と企業による環境保全協定を結び、企業も国や大阪府の環境アセスメントをクリアして操業してきました。昨今では津波避難タワーの建設、石油タンク等の耐震化などに取り組まれ、一方、市でも高砂1号線の液状化対策工事等、防災対策の強化にも配慮してまいりました。

この臨海コンビナートは市民生活に必要な石油・ガス・電力等のエネルギー、化学製品等を近畿一円に提供するという、まさに市民生活や産業を支える重要な役割を担う人工島なのです。…あの工場夜景が美しいのは一年365日24時間これら工場群がたゆむことなく安全にフル稼働しておられる証(あかし)なのです。   その臨海コンビナートに変化の兆しが出てまいりました。

臨海部の真ん中に大規模な石油精製企業があり、その敷地は大阪ドーム約38個分あります。この企業は約50年前に高石市の臨海コンビナートに進出され、日本の経済成長を支えてこられました。とくに先の東日本大震災では、仙台の製油所が被災し石油の供給が滞った時、避難所で寒さに震える避難住民のためにガソリンや灯油を搭載したタンカーを被災地に向け高石を出発、瀬戸内海、日本海沿岸を航行し、まさに北前船のコースで運び迅速に供給してくれました。その石油精製企業が国内の石油需要の縮小が続き、2020年に石油プラントの操業を停止しました。

他のガスや化学メーカー等は好調にフル稼働されていますが、この石油精製企業の今後の展開が本市の未来を左右すると申し上げて過言ではないと私は考えています。  

工場夜景

旧大阪国際石油精製石油プラントの夜景   時代の変化をどう捉えて、どう調和・対応しながら次の時代へと、つなげて行くか?

脱炭素社会、カーボンニュートラルの時代に向けどういう未来図を描くことができるか?

本市が日本全国の臨海コンビナートのモデルとなるべく、地球環境にやさしい臨海コンビナートに生まれ変わらせて行きたいと考えています。

平成15年4月、私が市長に就任し、「平成の大合併」に対して“愛すべき高石市の自立再生を!”と唱え、色々な改革を断行し、市民の皆様のご支援ご協力をいただき財政再建も成し遂げ、南海本線・高師浜線連続立体交差事業も昨年5月に無事完成することが出来ました。今また迎えた新たな課題にも全力で取り組んでまいります。   令和4年度も職員一同、健幸で安全安心なまちづくり、さらなる市民福祉の向上をめざし、愛すべき高石市の発展のため、渾身の力をこめて、専心努力をしてまいります。

今後とも温かいご理解ご支援の程をよろしくお願い申し上げます。   令和4年4月7日

高石市長 阪口伸六

令和4年1月

初日の出

浜寺水路から望む2022年初日の出   謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

コロナ禍と叫ばれ、早や3年目を迎えますが、この間、市行政としましても、職員一同、ありとあらゆる知恵を絞りながら、市民生活をお守りすべく、ベストを尽くしてまいりました。

むろん、至らぬ点もあったかもしれませんが、市民の皆様おひとりお一人の温かいご理解ご支援、ご協力をたまわりながら、何とか乗り越えることができた!と、本当に心から感謝する次第であります。 とくに昨年、7月以降、本市において、コロナワクチン接種について、地元医師会の先生方や看護師、医療事務の皆様のご尽力により、市内診療所、病院等医療機関における個別接種および市立保健センターをはじめ「アプラたかいし」や「カモンたかいし」における集団接種という官民挙げた実施体制をつくり、積極的に取り組んできました。

そして、市内のワクチン接種は、12歳以上の市民の 83.8%(12月27日現在) と若い世代から高齢者まで順調に進みました。これは市民の皆様の多大なるご理解とご協力によるもので、改めて本当に心から感謝します。

同時に、例えば学校教育施設については、小中学校等においても、非接触型体温計や空気清浄機、給食時のパーティションの設置、さらに2学期開始にあわせ、教職員等にも希望者へのワクチン接種を進め、クラスターの発生を抑えることができたものと考えています。

それらの結果、市内の陽性者の発症も減少し、大阪府の緊急事態宣言も9月30日には解除となり、ようやく落ち着きを取り戻してまいりました。

しかし、年末には大阪府内でオミクロン株の感染が発生する等、高石市では出来る限り早く3回目のワクチン接種が受けられるよう、当初の予定より前倒しして1月11日から2回目接種完了後7ヶ月が経過した方に順次接種券を発送します。接種券が届き次第、予約して接種ができます。ご協力お願いします。どうか、市民の皆様方もマスクの着用、うがい手洗い消毒等、コロナ感染予防に心がけ頂きます様よろしくお願いします。   高石市HP(新型コロナワクチン接種について)

    また一方、コロナ禍の中、本市としては困窮する子育て世帯に対しては、府下唯一、国の制度に上乗せして、市独自に3万円の支援金給付を行いました。

さらに、年末12月27日には、国の子どもたちへの10万円の一括支給も児童手当受給世帯に対しては実施できました。

(※なお、16歳以上(18歳まで)のお子さんがいらっしゃる世帯など対象ではと思われる世帯の方は、下記のご案内を参考に、市教育委員会子ども家庭課にご相談お問い合わせいただきたいと存じます)   高石市HP(子育て世帯への臨時特別給付金)

  そして、それらコロナ対策と同時に、地域活性化や地元経済対策も大切です。

昨年5月の南海本線の高架化完成に続き、8月にはアプラたかいし2階にTSUTAYAブックストアがオープン、さらに、11月からは一昨年10億円の経済効果を生んだ高石商工会議所との高石うれしーとキャンペーン第2弾の実施など地域活性化と地元経済対策にも取り組んできました。

連立事業は南海本線が完成しましたが、現在、高師浜支線の伽羅橋羽衣駅間の高架工事を進めており、あわせて、今後、南海本線の側道整備、駅周辺整備を進めてまいります。 とくに本市は都市計画道路「南海中央線」で4車線を2車線に自動車道を縮小し、自転車レーンを整備、その分、ゆったりとした歩道を“せせらぎ”や植栽を配置する“健幸ウォーキングロード”を整備することで、安全安心で快適な空間を作り、歩くことで健康に暮らせる、“健幸のまちづくり”を進めて来ました。

そういう私どもの考え方と同じ方向性の国の政策で、一昨年より国交省が進めている「ウォーカブル推進都市」に本市も参加しました。

これは、駅周辺等の街路空間を車中心から“人間中心”の空間へと再構築し、人々が集い憩い多様な活動が繰り広げられる場として整備し、都市に活力を生み出すと言う取り組みで、本市もその一環として、まず本年より、高石駅前広場の“芝生化“にも着手します。

このアプラ前の駅前広場は現在でも定期的にフリーマーケットや健康イベント等を開催するなど賑わっていますが、自転車の不法駐輪やスケートボード等、駅乗降客や買い物される高齢者、子育て世代等の安全を図ることが課題となっています。

そこで、本市、地方創生のテーマである「たかい、たかい、たかい市。」と待機児童ゼロ、学校教育環境の充実をPRし、子育て世代等若年層の定住促進をめざす上で、この駅前広場をステージに日常的に市内外から子育て世代が交流する場を提供し、子育てしやすい町という、シンボルとなる空間を作ることが必要だと考え、国の支援を頂きながら令和4年度の完成めざし取り組んでまいります。どうか大いにご期待ください。 このように、今年も、コロナ感染予防対策と地元経済活性化、さらに地域活性化へ、これら喫緊の課題にしっかり取り組んでまいります。

どうか今年も、引き続き、市民の皆様の温かいご理解とご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。 最後にもう一件ご報告を、昨年11月に発足した、「2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合(通称:万博首長連合)」の会長を拝命しました。

この組織は2020東京オリンピックパラリンピック首長連合を発展再編した団体で、全国581市町村が加盟して頂いています。

いよいよ大阪関西万博まで、あと3年となってまいりました。

万博は世界中が注目する国家プロジェクトです。

これをアフターコロナの日本と世界経済の再生のきっかけとすべく、今こそ国・地方・民間が一体となって、連携し、オールジャパンで盛り上げて行かねばなりません。

発足に際し、若宮国際博覧会担当大臣と、「ともに頑張りましょう!」とお約束をしました。どうか皆様も温かく見守って頂き、ご支援たまわらん事を心からお願い申し上げます。 昨年の大河ドラマ「青天を衝く」では91才で亡くなるまで、日本の理想的な国家をめざしていた“永遠の青年”渋沢栄一氏がこう述べてます、「もうこれで満足だという時は、すなわち衰えるときである。」と…。

2022年、令和4年。今年は寅年で、干支は壬寅(みずのえとら)で、新しく生まれ成長するという意味があるようです。

また、トラ年生まれの方は前向きでチャレンジ精神が強く、どのような困難にもくじけず挑戦して行くと言われています。(今年の阪神タイガースも頑張ってくれることを期待しています。)

私もまた様々な課題に直面すると思いますが、常に前向きでポジティブに虎のごとく走り回るつもりです。

どうか、市民の皆様の新年のご健勝ご多幸を心よりご祈念いたします。  

若宮大臣

若宮国際博覧会担当大臣との会談 万博首長連合HP

  令和4年1月1日

高石市長 阪口伸六

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