平成25年分 市長あいさつ

平成25年1月分 「人にやさしい魅力あふれるまちづくり」

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。   本市では、災害に強いまちづくりをめざして、防災行政無線の増設などのハード面はもとより、自主防災組織率を90%に高め、「防災まちづくり勉強会」を開催し、要援護者リストや津波避難マップの作成などのソフト面でも積極的な取り組みを進めてきました。 これらをふまえて、昨年11月、第2回目の「津波避難訓練」を約3200名もの市民の皆様のご参加をいただき、前回よりさらに充実した内容で実施しました。   また、連続立体交差事業の進捗にあわせた羽衣駅前再開発や南海本線高師浜線活性化などの事業を推進しておりますが、事業の全体イメージとしてかつての白砂青松の海岸から“羽衣天女”と決定しました。今後とも本市のブランド戦略と公共交通の活性化をより一層推進してまいります。   「入りを量りて出ずるを制す!」昨年4月に企業立地等促進条例を強化しました。おかげさまで、この9ヶ月間で、各企業よりさっそく約47億円もの設備投資のお申し込みを頂きました。今後とも引き続き、産業振興による税収増をはかるとともに、スリムな行政をめざし、人件費の見直しをはじめ、さらなる行政改革にも取り組んでいます。   また、本年は既に完了した小中学校に続いて、市立幼稚園の耐震化や羽衣保育所の民営化による全面建て替えを実施し、これで幼稚園・保育所の耐震化も100%完了します。また今夏より実施している高南中学校に引き続き、高石・取石中学校でも給食を導入します。これで全ての中学校でスタートすることとなります。   財政健全化を進めながらも、学校教育の充実、待機児童ゼロをめざした子育て支援の充実、健康で長寿を迎えられる“健幸のまち”(スマートウェルネスシティ)、そして災害にも強いまち、そんな“人にやさしい魅力あふれるまちづくり”を目指してまいります。   本年も職員一同、あらゆる行政課題に対し全力で取り組んでまいりますので、どうか引き続き温かいご理解とご支援ご協力をたまわらんことをお願いしますとともに、本年の皆様のご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成25年4月分 「市民とともに創る やさしさと活力あふれる “健幸”のまち」

いよいよ新年度が始まりました。 入学式や入園式での真新しいランドセルや大きめの学生服に身を包んだ、初々しい新入生や園児の少し緊張した面持ちが、新しい年度がスタートしたことを感じさせてくれます。 さて、さる平成25年第1回高石市議会定例会において、この一年間の所信を「施政方針」として述べ、また、関連する予算案などを提案申し上げ、議員各位の熱心かつ慎重なご審議をいただき、当初予算をはじめ市長提案の全ての議案を可決、承認いただきました。その主なものについて、ご報告申し上げます。  

財政健全化の総仕上げ~土地開発公社の解散に向けて

まず、平成25年度の予算については、これまでの「財政健全化の総仕上げ」として、とくに思いがこもったものであります。 それは、本市財政健全化の最終かつ最大の課題である土地開発公社の解散を前提とした債務の大幅な解消を盛り込んだことであります。 この土地開発公社の問題は、平成19年に財政健全化法が制定され、国の地方自治体への財政チェックが、それまでの一般会計のみならず特別会計や第3セクターなども連結決算となったことが起因しております。 当時、土地開発公社はその債務残高が府下ワースト2であったことから、一気に財政上の重点課題と浮上してきたのであります。 その当時は一般会計の財政健全化の真っ最中でありましたが、人件費の削減をはじめ、様々な分野の健全化を進めながら、一方でこの土地開発公社の問題で国にも相談・陳情に上がりながら、第3セクター等改革推進債の期限である平成25年度の活用に向け、いよいよ国へ申請する運びとなったものであります。 現在も財政健全化の努力は続けており、今後も「次世代に負の遺産を残さない!」という強い意志で取組んでまいります。  

災害に強いまちづくり

先日、国の有識者会議で南海トラフによる巨大地震と津波による被害想定が発表され、全国で建物238万6千棟の全壊・焼失、死者数32万3千人、大阪府下でも建物33万7000棟の全壊・焼失、7,700人もの死者が出るというショッキングな数字が示されました。 しかし、同時に同会議で、「対策が進めば被害は半減できる」と、建物の耐震化と火災対策、津波からの早期避難体制、津波避難ビルの活用、コンビナートの液状化対策等が提言されました。 本市でも、公共施設については平成23年3月末に緊急時の避難所となる小中学校は100%耐震化が完了し、また、今年度中には羽衣保育所の民営化による全面建て替えと統合する市立幼稚園の耐震化も完了します。 そして、現在の市立体育館を鴨公園へ防災機能を備えた体育館として整備を進めます。 公共施設の耐震改修促進計画の目標値は達成できますが、今後は一般住宅の耐震化や防火構造への促進を図らなければなりません。 これまで耐震診断への助成や昨年から住宅の建て替えに際し、鉄筋コンクリート造などの準耐火建築物等への新築に対して固定資産税の減免を行っていますが、今後、これらをより促進するため市全域を準防火地域に指定する予定です。 また臨海部については自主的な防災対策や施設の耐震化等を図るため、防災に資する改修について固定資産税の減免を行っており、一部企業では避難タワーの建設にも取組んでいます。市としても、津波浸水想定区域内にある高砂公園について見直しを行い、取石地区に計画している蓮池公園に防災機能を備えた公園への移転整備の検討を進めます。 そして、今年度より内陸部との唯一の連絡道路として重要なライフラインでもある高砂1号線の液状化対策工事に着手してまいります。また水道施設の耐震化にも計画的に取組んでまいります。 以上のようなハード面での強化にあわせて、早期避難体制の充実をめざし、今年も11月5日に3回目の津波避難訓練を行います。過去2回の訓練を踏まえ、要援護者リストのより有効な活用や若年層の参加について積極的に働きかけてまいりたいと考えております。 あの"釜石の奇跡"で証明されたように、小中学校の防災教育の充実や自主防災組織との「防災まちづくり勉強会」も引き続き開催しながら、今後は住民同士が相互連携できるような環境づくりに取組んでまいります。  

教育の充実

昨年の高南中学校に引き続き、今年の夏休み期間中に高石・取石中学校の両校で給食棟の建設を行い、2学期からは中学校給食を市内全校で実施します。 またハード面のみならず、一昨年から市内全中学校で実施してきた卒業時の英検3級レベルをめざす英語教育の充実を踏まえ、今年から文部科学省による教育特例校の認可を受け、小学1年生から英語教育を実施します。 あわせて本市名誉市民である川淵三郎氏が最高顧問をされている日本サッカー協会のご協力を得て、スポーツ選手等を「夢先生」として市内小学校に派遣いただき、夢や目標を持つ素晴らしさなどを学ぶ「キャリア教育」の充実と相手を思いやる心、どんな困難にも打ち勝つ心をはぐくむ「心の教育」の充実を図ります。  

ブランド戦略~公共交通の活性化

昨年来、ブランド戦略公共交通の活性化について、橋爪紳也大阪府立大学教授に高石市ブランド戦略公共交通活性化検討協議会の会長に就任いただき、JR西日本や南海電鉄の鉄道事業者、国や府の関係機関、羽衣国際大学や臨海企業代表にご参加いただき、昨年8月に地域活性化シンポジウムを開催するなど進めてきました。 それらの意見をいただき、今年度は更なる活性化について取り組みを進めてまいります。 まず、市のブランドイメージの第1弾として「羽衣天女」にしました。これを活用して、ご当地ナンバープレートの製作や高石商工会議所の、ゆるキャラ「てんにょん」を本市においても、市内外のイベント等に活用いたします。 同会議所には例年、港湾振興の一環として、浜寺水路でドラゴンボート大会を開催いただいておりますが、それにあわせて、かつての白砂青松であった「高石の海岸に賑わいを!」と、浜寺公園において、5月26日に高石シーサイドフェスティバルを開催します。 また高師浜線の活性化策として、高師浜駅や伽羅橋駅に無料レンタサイクルや駐輪場の無償化を行ってきましたが、今年度、伽羅橋駅周辺の賑わいを取り戻すため、同駅高架下商店街のリニューアルと新店舗の公募を行い、あわせて、駅前公園の再整備を行います。 先人が残された貴重な財産である高師浜線をしっかりと守っていくため、市民の皆様のご協力をよろしくお願いします。  

連立の完成とあわせ羽衣駅前再開発を

工事が順調に進む南海本線連続立体交差事業の平成28年度完成にあわせて、羽衣駅周辺の再開発に取組んでまいります。 とくに南海本線羽衣駅は本市で最大の乗降客を有し、JR阪和線との交通結節点であることからJR東羽衣駅との乗り継ぎの安全性を確保すべくペデストリアンデッキ(連絡橋)でつなぎ、利便性の向上を図ります。また、JR東羽衣駅付近には保有地がありますので、これもあわせて有効活用を図ってまいります。  

歩いていて楽しいウォーキングロード~スマートウェルネスシティ

健康づくり教室を開催しているスポラ高石(ふれあいゾーン)を基点として、南海中央線~芦田川遊歩道~新村北線の健康ウォーキングロードの整備に取組んでいますが、今年7月開通する南海中央線(加茂地区)には“せせらぎ”が流れる遊歩道も配し、歩いていて楽しい道づくりを進め、“健幸”のまちスマートウェルネスシティに向け、引き続き推進してまいります。 新年度を迎え、高石市役所も緊張感とやる気に満ちながら、今年も職員一丸となり全力で取組んでまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。  

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