平成18年分 市長あいさつ

平成18年1月分

新年あけましておめでとうございます!   日本経済は不良債権処理が終息し、デフレ脱却の見通しで、設備投資も製造業を中心に大幅に増加しているとのことですが、本市においても平成17年度は法人市民税が当初予算より若干増える見込みです。 しかし一方、三位一体改革にともない、国庫補助金の削減や一般財源化・税源移譲が、どれだけ確保されるのか、また平成18年度の地方財政計画で地方交付税等が削減されるとの発表があり、今後、それらの影響が懸念されます。   平成15年度から、行財政改革も第1、2次と「財政健全化計画」に基づき進めており、3年間で100人の職員削減をめざした人件費の削減を柱に、公共事業の凍結、指定管理者制度の導入など、様々な歳出削減を着実に進めてまいりました。 もちろんこれは市民の皆様の暖かいご理解のたまものと本当に心より感謝しております。   しかしながら、財源不足を補填してきた基金も残りわずかになったことにより、「たかいし自立再生」をめざした「財政健全化~行財政改革」も、これからがいよいよ正念場を迎えることとなります。現在、第3次の財政健全化計画の策定に取り組んでおり、この計画をもって、最終的に安定した収支に転換を図ってまいりたいと考えています。   また、少子高齢化社会を迎え、「子育て支援」や「介護予防」、「子どもたちの安全」や「防災」などの緊急の課題にも的確に応えなければなりません。 とくに多発する学童に対する悲惨な事件を受け、本市においても「見まもり隊」を増強すべく職員はもちろん、どうか市民の皆さまにも「防犯パトロールボランティア」にご協力頂きたく願っています。   愛すべき「たかいし自立再生」をめざし、今年も全力で取り組んでまいる覚悟でありますので、引き続き、暖かいご理解ご協力の程、心よりお願い申し上げます。   本年の皆さまのご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。  

平成18年2月分

2月5日、念願の高石市消防団が結成されました。   本市は11.35平方キロメートルという狭い市域で、そのうちの約半分が内陸部の平坦で密集した住宅地、もう半分の臨海部は、石油コンビナートを抱える特別防災区域という特殊な立地条件があります。   本市ではこれまで、常備消防として堺市高石市消防組合において、「特殊工作車」や「高規格救急車」など、全国的にも高度な消防力の充実強化を進めてきたところです。   また、今後30年以内には40~50%の確立で発生が予想される東南海・南海地震への対策の一つとして、地震による津波に対し、避難所や避難経路などを明示した「津波ハザードマップ」などを作成してきました。(このホームページでも常時掲載していますのでどうぞご覧ください。)   しかし、国(総務省消防庁)によると、大規模な災害発生時には、発生直後の初動期における地域住民相互の助け合い、人命救助や初期消火への体制づくりが求めらており、先の阪神・淡路大震災では、日頃から消防団を中心に行政機関と住民による自主防災組織との緊密な連携があった淡路島の北淡町では、その成果が発揮されました。   これは、消防、警察、自衛隊などが本格的に機能する前段階などにおいて、住民自らが主役となって防災活動を行うことの重要性を示しています。   つまり、常備消防とこの消防団、そして現在、地域の自治会を中心に結成をお願いしている自主防災組織(現在22団体が結成済み)とが相互に連携して、市民の生命・財産を守る、そんな防災に強い高石市をめざし、より一層「地域防災力」を高めていただけるものと確信しています。   当日、団員より初代消防団長に互選された古川氏(元高石消防署長)に「高石市民のため頑張ってください!」と団旗を手渡させていただきました。  

平成18年4月分

新年度が始まります。 まだ少し肌寒い気候ですが、市内各小中学校、幼稚園、保育所に新入園・入学される“高石っ子”たちを祝福するように桜の木々が見事に花を咲き揃えてくれました。   さて、3月議会は先月24日終了し、平成18年度一般会計予算はじめ特別会計予算や介護保険条例の改正等々、市長提出案件はすべて可決・承認をいただきました。 相変わらず、厳しい財政状況のなかではありますが、この新年度予算は赤字を出すことなく編成することができました。これは昨年度の市税の好転もありますが、この間の「財政健全化~行財政改革」の成果と、もちろん、これにご理解ご協力いただいた議員各位と市民の皆様のおかげと深く感謝申し上げます。   この新年度予算については施政方針で詳しく紹介していますが、とくに安全安心・防災のまちづくりに重点を置きながら、また「学校図書ボランティア」の導入など、学校教育の充実を図らせていただきました。そして介護保険制度の改正にともない、介護予防などを強化すべく「地域包括支援センター」を高石市社会福祉協議会に委託・設置し進めてまいります。(なお同協議会は、市行政との連携を深めるため、3月より市庁舎別館1階において移転開設しています。)さらに、健康増進と緑農保全のため、東羽衣地区に市民農園を新たに増設しましたので、これも多いにご利用いただきたいと存じます。   前述のように、平成15年度より、第一次~二次財政健全化計画に沿って、職員数は、平成15年度の当初603名から、平成18年度は495名の体制に、3年間で108名を削減するなど、人件費の削減を大きな柱に、「財政健全化~行財政改革」を着実に進めてきましたが、この間の財源不足をカバーしてきた基金も底をつき、いよいよ正念場を迎えています。   そこで、3月に、さらなる歳出の削減と公の施設のあり方などの見直しを盛り込んだ第三次財政健全化計画案を策定し、議会に報告をさせていただきました。   この第三次財政健全化計画案も「市民参加~情報共有」で進めてまいりたいと考えており、4月中旬より「市民タウンミーティング」を開催し、その報告と市民のご意見を頂戴したいと思っています。どうか皆様のご参加をよろしくお願いします。   愛すべき高石市の自立再生をめざし、新年度も職員一丸となって、全力で頑張ってまいります。市民の皆さまの温かいご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。   季節の変わり目、寒暖の差が激しい日々が続きます。どうかご自愛いただき、ご健勝をお祈りします。  

平成18年5月分

GWに入り一気に初夏の気候となりました。いかがお過ごしでしょうか。   うれしいニュースが3つあります。 まずは、堺泉北港の本市南高砂の公共埠頭で、多目的国際ターミナルが供用開始されたことです。 国や府の支援を受け5万t級の船舶が着岸できる水深14m(暫定12m)の9号バースが完成しました。以前より中古車の海外への輸出がさかんに行われてきましたが、この完成により、さらに活発に推進される事が期待されます。また北側国土交通大臣を招いて開かれた式典当日には、市内の取石南保育園の園児達がかわいい太鼓の演奏で花を添えてくれました。   次に、本市で37年間保育士として勤務された西河道江先生が、その経験をもとに出版された「ミッチーせんせの“おかあさん、そんなに心配しなくてもいいのよ”」という図書を本市の保育所・松の実園・図書館に寄贈頂きました。子育てで悩むお母さんたちに役立てて欲しいとのことです。なお、西河先生は、かつて高石保育所で勤務されていて、私もその教え子の一人です。   そして、もうひとつは心臓発作等に対し電気ショックを与え蘇生を図るAED(=自動体外式除細動器)を3台、市立3中学校へ、高石市医師会から寄贈を受けることになったことです。本市では今年度から市立体育館とふれあいゾーン温水プールにAEDが設置されますが、さらに充実が図れることとなりました。   さて、この度の介護保険の見直しにより保険料が改正されました。これは高齢化の進展により介護サービスの保険給付の増大を受け、今年度より65才以上の1号被保険者の基準保険料が月額3487円から4876円になりますが、本市としては年間収入120万円(一人世帯)以下の非課税世帯などに市独自の減免制度を講じておりますことをお知らせします。   終わりに、先月中旬より開催した市民タウンーミーティングに多数の市民の皆さまにご参加頂き、ありがとうございました。頂戴したご意見を参考にしながら、前述のような市の独自性を堅持するためにも、自立再生をめざした「財政健全化~行財政改革」を引き続き進めてまいります。もちろん今後それぞれ課題に係わる各分野において、更にご意見を頂戴しながら、より精度を高めながら進めてまいりたいと考えています。   本市に関わる多くの方々の善意に感謝しつつ、これからも、市政発展に全力で取り組んでまいります。どうか市民の皆様の温かいご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。  

平成18年11月分

紅葉が色鮮やかな気候になりました。いかがお過ごしでしょうか?   先に行われた市内の小中学校の体育大会、幼稚園や保育所の運動会、そして市民体育大会は、お陰様で好天のもと明るく元気な子どもたちの活躍ぶりとそれを見守る方々の笑顔に包まれ、それぞれ本当に思い出に残る楽しい一日になったことと思います。ご参加、ご協力いただいたすべての市民の皆様に本当に心から感謝します。   さて、最近のニュースを2つご紹介します。   ひとつは、今年4月28日に堺泉北港助松埠頭9号岸壁が、多目的国際ターミナルの供用を開始した記念行事として、先月19日に帆船「海王丸」がやって来たことです。 雨宮船長とクルー、若い実習生の皆さんに歓迎のメッセージを述べ、その後、船長室で歓談をする中で、今後の予定として約30日をかけて、ハワイヘ遠洋実習航海をされるとのことで、航海の無事とご健勝をご祈念申し上げました。   もうひとつは、ちょうど100年前、明治38年1月から明治39年2月まで(日露戦争時)、当時の高石村にあったロシア兵捕虜収容所の写真や資料、復元模型などの展示会を本庁ロビーで開催しました。これは、この捕虜収容所の所長をされていた故隈部少将の孫にあたられる鈴木様という吹田市に在住の女性から、長年、大切に保管されていた写真アルバム等の貴重な資料の寄贈を受けたことにより、本市の教育委員会が展示会を開催したものです。この寄贈者の方にも、また、多くの市民の方々にもこの展示会を興味深くご覧いただけたものと思います。 そこへ予期せぬご来訪者がありました。駐日イスラエル大使のエリ・コーへン氏であります。 実は、このロシア人の捕虜(約28,000人)の中に、500有余名のロシア系ユダヤ人がおられ、その一人に故ヨセフ・トランペルドールという人がいたのです。コーへン大使によると、このヨセフ氏は捕虜の身でありながら「なぜ、アジアの小国日本が大国ロシアに勝ったのか?」を研究され、日本語を学び、帰国後、イスラエル建国の父と言われるほど祖国に貢献なされた方とのことであります。また、大使は、ヨセフ氏が捕虜収容所でユダヤ教の大祭「過ぎ越しの祭り」に必要な「マツァ」というパンを作りたいと申し出された際、隈部少将が、わざわざ横浜からその材料等を取り寄せるなど、当時の日本人の人道的な支援に対し、感謝の意を表されていました。 私たちが暮らすこの「たかいし」という“まち”は、今年で市制施行40周年となりますが、明治22年4月、人口3307人の高石村として地方自治の第一歩を歩み出してからは、117年目となります。 多くの先人たちのご尽力により、近代都市として発展してまいりました。 私は、改めてそのご労苦に敬意を表し、さらなる市政発展をめざして、全力で取り組んでまいります。  

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