平成17年分 市長あいさつ

平成17年3月分

「今こそ、市民・議会・行政が一体となって」   市長として再選し、改めて私の考え方を申し上げたいと思います。 最重要課題は、やはり「高石市の自立再生」であります。 市民の願いであるこの「自立再生」を達成するため、さらに「財政健全化~行財政改革」への道に邁進したいと思います。また一方、市民生活をしっかりと守って行くためには、想定される東南海・南海地震の対策など「防災のまちづくり」や「子育て環境の充実」・「健康長寿のまちづくり」など少子高齢化に対応した施策など、新しいニーズにも的確に応えて行かなければなりません。 もちろん、そのためには議会のご協力が不可欠でありまして、まさに車の両輪のごとく、市民の願う「自立再生」に向け、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げる次第です。 小都市だからできるきめ細やかな施策の展開、市民の声が届く市政が可能だと確信し、これからもいろいろな方法で広く市民のご意見をいただき、”市民参加~情報共有”のもと、市政運営を進めてまいりたいと考えています。 これからも引き続き、市民の皆様の温かいご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。  

平成17年4月分

「正念場の新年度です。さあ、頑張りましょう!」   3月議会が終了しました。 この議会では、平成17年度の当初予算・補正予算をはじめ、公共下水道の条例改正等の議案を全会一致で可決していただきました。 とくに、懸案の消防団設置につきましてもお認めいただき、その後の堺市高石市消防組合議会で条例が制定されたことにより、新年度から「防災のまちづくり」に向けての体制づくりがスタートできることとなりました。 しかし、新年度予算においては、積み立て基金も底をつき、まさに「財政健全化待ったなし」の状況となっており、公共下水道使用料、スポーツ施設の使用料や住民票手数料等、公共料金も近隣他市の料金と比較検討しながら、受益者負担の原則によりその適正化に取り組ませていただきます。どうか市民の皆様のご理解ご協力を心からお願いする次第です。 また行政としても、歳入不足をカバーするため、本格的に公共用地を売却するため、組織体制を充実させ、積極的に取り組んでいきます。 今後も「財政健全化~行財政改革」を進めてゆくために、人件費も含め管理的経費を削減していくとともに、公共施設のあり方を見直すことも急務の課題となっています。 国において、公的サービスに民間活力を導入するという「指定管理者制度」が平成18年度からスタートするのに備え、本市もその準備を進めています。いろいろな方法で行財政改革を進めながら、最重要課題である「高石市の自立再生」をめざしていきたいと考えています。 高石市は、今、正念場の新年度を迎えています。 今こそ市民・議会・行政が一体となって、この難局を共に乗り越えて行きたいと願っています。どうか今後とも暖かいご理解ご協力を心よりお願い申し上げます。  

平成17年5月分

5月に入り、天候にも恵まれ、過ごしやすい爽やかな気候となりました。 ご健勝にてお過ごしのことと拝察します。 初夏の爽やかな陽気に比べ、ショッキングで非常に残念な事が続きました。 あの尼崎市でのJR脱線事故で失われた100数名もの尊い人命に対し心から哀悼の念を申し上げるともに、470名にものぼる負傷者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。公共的な交通機関だけに、今後の事故調査等により、二度とこのような悲惨な事故が起こらないよう、安全・安心を第一に取り組んでいただきたいと願っています。 また、4月22日、本市職員が不祥事による逮捕という事態になりました。これは全体の奉仕者である公務員としてあるまじき行為であり、市民に対し信頼を損ない、決して許されないことであります。関係者はもとより市民の皆さまに対し、誠に申し訳なく存じ、心より深くお詫び申し上げます。 今後、事実関係を調査しながら、厳正に対処してゆくとともに再発防止に向け、職員の綱紀粛正を徹底してまいります。市民の信頼を回復できるよう、今こそ職員一丸となって、市民サービスを第一に、心して職務に精励してまいりますので、どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 今後行政として、厳しく自らを律しながら、愛すべき高石市の再生に向け、頑張ってまいります! どうぞよろしくお願い申し上げます。  

平成17年6月分

6月に入りました。 梅雨が近いとはいえ、好天に恵まれた爽やかな日が続いています。 昨年は大雨や台風など厳しい天候が多かったのですが、今年は、この穏やかな気候が続いてほしいと願っています。 さて、平成17年度も3ヶ月目に入り、3月議会でお認めいただいた予算にそって、各担当部課ごとに新たな事業を進めています。 まず「防災のまちづくり」について、将来、想定される東南海・南海地震の対策として作成した「津波ハザードマップ(避難所や避難ルートを明記。)」を広報たかいし5月号に折り込み、配布をしたところです。 そして、消防団の設置について、5月下旬に市内各団体に説明会を開催し、今後は推薦等、人選を進めていく運びとなっており、自主防災組織(各自治会ごとに組織化:現在20団体が結成。)や消防本部とも連携した「地域防災力」の強化に向け、出来るだけ早くその体制作りに取り組んでまいりたいと考えています。 また、「安全安心なまちづくり」をめざし、昨今の不審者などの事件を受け、市内のすべての小学校に警備員を常駐させ、安全対策に努めています。 今後は地域ごとに、通学児童の「見守り隊」など、自主的な活動を支援してまいりたいと考えています。 未来を担う子供達のための「教育環境の充実」として、小中学校のパソコン授業をより充実するため、全ての機器の更新を行い、小学校では22台から42台に増設し、一人1台ずつ配置し、2学期の授業から使用できるように進めていきます。 また一方、厳しい財政の中ですので、「財政健全化~行財政改革」も進めてゆかねばなりません。各公共施設の使用料など各種公共料金も、長年見直してなかったものなど、近隣他市の状況や利用実態に合わせて、改定させていただくことになりますが、どうかご理解ご協力をたまわりたく存じます。 もちろん、私ども行政も自らを厳しく戒め、身を引き締めながら、取り組んでゆかねばなりません。 先般の職員の不祥事については厳罰に処し、私も含め管理職もその監督責任をとり、減給等の処分をしたところです。(市長の処分については6月議会へ上程中。) 人件費の削減については、すでに一昨年より、第1次の財政健全化計画案に即し、給与や手当のカット、勧奨退職による職員削減などに取り組んできましたが、今後とも、適正に対処してまいります。 いずれにしても一歩ずつ着実に「財政健全化~行財政改革」を進めながら、一方で「防災のまちづくり」や「安全安心なまちづくり」、「教育環境の充実」など緊急課題にもスピーディーに取り組んでまいります。 どうか市民の皆様の温かいご理解とご協力のほどを心よりお願い申し上げます。  

平成17年7月分

夏本番の到来に向け、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 今年は空梅雨か?との様相から、7月に入り一変して、梅雨前線が活発になり西日本を中心に豪雨になるほどの雨量となりました。水不足の自治体には恵みの雨となりますが、大雨被害など十分注意してまいりたいと考えています。 さて今回は「指定管理者制度」について説明させていただきます。 指定管理者制度については、平成15年の地方自治法の改正によって公(おおやけ)の施設の管理委託制度が廃止され、この「指定管理者制度」が設けられました。 この「指定管理者制度」は幅広く民間の活力を導入し、市民サービスの向上や施設の管理に要する費用の削減を図ることを目的とするものであります。 さて、本市においては、現在進めている財政健全化に向けた大きなウェイトを占める取り組みとして、この指定管理者制度を導入してまいりたいと考えています。とくにアプラホールや診療センター・老人保健施設(きゃらの郷)等、その運営や維持管理などの経費(ランニングコスト)も多額なものとなっています。 これらの経費を民間活力を活用し、削減するために、この指定管理者制度を導入しようとしているわけです。 平成18年4月から、7ヶ所の公の施設について実施すべく、現在、議会にそれぞれ関連する条例の改正を提案し、審議をお願いしているところです。 もちろん、民間的な経営ノウハウを活用することにより、利用者にとっても、よりよいサービスの向上がはかれるようにしたいと考えています。 市民の皆さまのご理解とご協力のほど、心よりお願いします。  

平成17年8月分

夏真っ盛りですが、いかがお過ごしでしょうか。 今年は市民プールについては中央プールと取石プールの2箇所を8月21日まで一般開放しています。夏休みに入り、真っ黒に日焼けした高石っ子たちをよく見かけますが、これからも保護者の方ともども、おおいに利用いただきたいと願っています。 さて、高石市にとって、うれしいニュースがあります。 現在、本市の人口について6月の統計データ(人口動態)を見ると、それまで減少傾向にあった本市の人口が78人プラスに転じていることです。(出生41人、死亡29人で12人の自然増、転入232人、転出166人で66人の社会増。)また、世帯数も平成11年10月の22,513世帯を底に、徐々に増え続け、7月現在で22,993世帯(推計人口)となっています。 また、この8月、今年の路線価が発表され、全国的に「地価が下げ止まり」になったと報じられましたが、本市においても、東羽衣の地価公示の標準地の下落率が、昨年のマイナス10.6がマイナス6.3となり、地価の下落にブレーキがかかってきた感があります。景気の回復基調とともに地価も安定するなか、都心だけではなく本市も含め、ベッドタウンといわれる衛星都市においても、企業の遊休地や社宅などの跡地などが処分され、新築の住宅建設が進み、そこへ小さい子どもさんを持った、”団塊ジュニア”といわれる比較的若い夫婦の世帯が住まわれている傾向にあるようです。こういう子育て世代が定着して頂ける、そんな住みやすい街をめざしていくことがこれからの高石市の重要な政策課題の一つだと感じています。 そういう意味からも、厳しい財政状況のなかではありますが、「子育て支援」の対策をしっかりと講じて参りたいと考えています。昨年11月から、乳幼児医療助成を、それまで3歳児までであったものを、4歳児まで拡充しました。(なお1医療機関につき1ヶ月間で、入通院それぞれ、2日目まで一日あたり各500円がかかります。ただし2日以上の治療については無料です。) また、保育所待機児童の解消策として、公立保育所の定数の弾力化(定員増)を7月より実施し、7月入所では”待機児童ゼロ”を達成しております。 学校教育については、子ども達の安全対策のために、各小学校で校門に警備員を配置し、またこの夏休み中に小・中学校のパソコン機器の充実をはかり、新学期からはご利用頂けます。そして、不登校生徒のケアのために市内の2中学校に不登校支援協力員を配置し、また自習する力をサポートする等の事業にも取り組んでいます。 またアプラの図書館では、これまで休館日としていた祝日をこの7月から開館するようにしました。(祝日と火曜日が重なる場合は除きます。) もちろん市民のご協力も大切で、各学校でPTAや地域の住民、NPO、それぞれ自主的に、様々な形で子ども達への支援を活発に行って頂いており、改めて心より感謝しています。 行政としましても、安全対策については「子ども安全見まもり隊」として、各校区ごと取り組んで頂いている実態に即して、必要な支援をしてまいります。 時代は常に変化して行きます。そして都市(まち)もそれに合わせて常に進化して行かなければなりません。都市間競争といわれる昨今、市民それぞれの人生において、「この高石市を住まいとして選択して良かった。そして、これからも住み続けたい。」と思って頂けるような”まちづくり”をめざしてましります。 暑さ厳しき折、どうかご自愛頂き、ご健勝をお祈り申し上げます。  

平成17年9月分

9月に入り、幾分暑さもやわらぎました。 夕方、各町内で練習している祭りの太鼓や笛の音が、秋の訪れを感じさせてくれます。   先日、市内最高齢者と新90歳の方々に長寿のお祝いに訪問させて頂きました。最高齢は昨年に続いて105歳の女性です。お伺いし、「今年も一番やで、来年も頑張ってね!」とお声をかけると、大きくうなずいておられました。新90歳の方も本当にお元気で、思わず「本人さんか?」と見まちがうほどです。   本市には、90歳以上の方は、今年(9月2日現在)427名で、昨年の同時期では387名、それが5年前が287名、10年前が168名と年々増え続け、高齢化率(総人口に対する65歳以上の割合)も、現在18.2%、6人に1人が高齢者となっています。この傾向は今後、”団塊の世代”が高齢化を迎えることから、さらに大きくなって来ると予想されます。   まさに「高齢社会」の到来であり、言い換えれば「長寿社会」となっています。長寿社会を迎え、特別養護老人ホームや老人保健施設、介護療養型医療施設のサービスを利用される方や、ホームヘルプサービスやデイサービス等の在宅サービスを利用される方が大きく増えています。   本市では、介護保険制度の始まった平成12年度末では、施設サービス利用者296名、在宅サービス利用者547名が、平成16年度末では、施設利用者385名、在宅サービス利用者1,135名となっており、施設サービスが30%増で、在宅サービス利用者については、この5年間で107%の増となっており、特に在宅サービスの増加が顕著です。   国においても、来年度の介護保険法の改正で、「介護」から「介護+予防」へと「予防重視型システム」への転換が重要だとされ、増加の一途をたどる介護保険利用者、とりわけ「要支援」及び「要介護1」の方を対象に「新予防給付」を、また要支援・要介護状態になる方を未然に防ぐ手立てとして、「介護予防事業」を創設し、介護保険制度が将来にわたり安定して支え続けられることをめざしています。   本市においても、現在、保健医療福祉審議会等において、平成18年度からの「高齢者保健福祉計画及び第3期介護保険事業計画」の策定に着手しており、さらに今後、介護予防に対応するため、「地域包括支援センター」を設置しその体制をつくり、転倒予防や認知症予防、口腔ケアなどの事業に取り組んでまいりたいと考えています。   もちろん行政だけなく、NPOやボランティアなど市民のご協力もお願いしなければならないと感じています。   本格的な高齢・長寿社会の到来をうけ、まさに「健康長寿のまちづくり」が求められてきます。   どうかご理解とご協力をいただき、また、高齢者の皆様方におかれてましては、何よりご健康で、長寿であって頂きたいと願っています。  

平成17年10月分

10月に入り、過ごしやすい気候となってまいりました。   運動会も終わり、秋祭りも過ぎれば、もう二月(ふたつき)余りで年末と、まさに「歳月人を待たず」を感じる今日この頃です。   小中学校で、夏休み中に機器更新をした「パソコン教室」が本格的に稼動しているようです。特に小学校では、これまで2人で1台という状況でしたが、1人1台ずつ使用できるようになりました。21世紀を担う高石っ子たちには、”IT”というものを健全に出来るだけ早く馴染んでいただきたいと願っています。   また、「防災のまちづくり」に向け、懸案の「消防団の設置」についても、現在、各市民団体から定員の半数近くの候補者をご推薦いただき、あとは、広く一般公募させていただき、早急に立ち上げてまいりたいと考えています。「我こそは」と思われる方、是非ともふるってご応募いただきたいと願っています。   アスベストの対応については、市所有施設の吹付け石綿について調査をしてきました。特に学校施設を先行して分析・検査をした結果、市内5施設について吹付け石綿が確認され、さっそく囲い込みや使用停止等の措置を行いました。使用停止した2施設については除去工事を緊急に発注し、迅速・的確に対応してまいります。   一方、行財政改革も着実に進めてまいります。   来年度より「あおぞら児童会」(留守家庭児童)の制度を見直し、開設日や時間延長、施設の充実を図りながら、今まで無料でありましたが、利用者にも受益者負担として一定の保育料を頂戴したいと考えています。   第2次財政健全化計画案に基づき、市所有地の売却も進めてまいります。第1期として高砂3丁目17番(宅地、約2094平方メートル)他4箇所を一般競争入札により売却を行います。   厳しい財政環境の中、自立再生に向けた「財政健全化~行財政改革」も引き続き着実に進めて行かねばなりません。また、様々な課題、新たなニーズにも迅速・的確に対応して行かねばなりません。過ぎる時間を一刻も惜しみながら、市政運営を一所懸命に進めてまいります。   市民の皆様の温かいご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  

平成17年11月分

11月に入りました。初冬の訪れを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。   先月23日に第50回の市民体育大会が鴨公園で開催されました。 来年は市制施行40周年になるわけですから、高石町の時代から続いている大会です。 前日からの雨が当日朝方まで続くというあいにくの天候でしたが、本市体育協会をはじめ、参加各自治会など関係各位の献身的なご協力のもと、開催を決行しました。 参加者の熱心なプレーにも助けられ、市民の心のこもった素晴らしい大会となりました。午後には快晴になり、盛会のうちに無事終了することができました。 50回目の記念にふさわしい市民主体の大会となり、本当に参加者と関係者に感謝です。   10月の市長Webでも申し上げましたが、アスベストの対応について、吹き付け石綿が確認され、緊急に閉鎖していた取石小学校の階段と高南中学校の柔剣道場について、空気中の飛散調査を行ってまいりましたが、その結果、アスベストが検出されなかったので、健康被害の心配はないという結果が出ました。 早速、保護者の皆さまにご報告申し上げ、予定している除去工事を今年中に終了する予定です。   また消防団の募集も、予定を上回る多数の方々から応募いただき、感謝しています。   さて、悲しいお知らせがあります。 本市の名誉市民であり、1936年のベルリン五輪で競泳200m平泳ぎのゴールドメダリストで、長年本市の教育委員や教育委員長を歴任され、教育行政に多大なるご尽力とご貢献をいただいた、葉室鐵夫さん(羽衣在住、享年88歳)が先月30日に急逝されました。 葉室さんは、日本水泳界の重鎮であるにもかかわらず、いつも柔和で、おだやかな、心の温かいお人柄でした。お亡くなりになる直前までお元気で、前述の市民体育大会にもご臨席たまわり、子どもから大人まで市民がスポーツを楽しむ様子を、いつもの温かいまなざしで、にこやかにご覧になられていました。 これからも、天界から高石市の発展を温かく見守っていただきたいと願っています。心からご冥福をお祈り申し上げます。   一方、国政に目を向ければ、第3次の内閣改造が行われ、小泉首相の構造改革路線がより積極的に進められようとしています。三位一体改革など地方への影響も大であると感じています。いよいよ地方も自立が求められてきます。 本市も自立再生をめざした「財政健全化~行財政改革」をさらに進めて行かなければなりません。来年度の予算編成など、年末に向けラストスパートをかけてまいりたいと考えています。   朝夕めっきり冷え込んでまいりました。皆様のご健勝をお祈り申し上げます。  

平成17年12月分

今年もはや師走となりました。慌しく一年が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。   さて三位一体改革について、市民生活へ密接に関わる生活保護費(住宅扶助)の国庫補助金削減が、地方の意見を踏まえ見送られることとなりました。   住宅扶助は地域によって格差があり、これらが一般財源化されると、大阪等の都市部では実質上、市町村の負担が増えることになることから、反発していたのです。   私も7月、大阪府市長会を代表して、大阪府知事、大阪市長、大阪府議会議長、大阪市議会議長、大阪府町村長会の代表とともに当時の細田官房長官へ陳情に伺い、また全国市長会の申し合わせで12月分から国への生活保護の統計報告を停止するなどの対抗措置をとるところまで行きましたが、最終的に政府・与党が地方の意見を尊重し、ようやく決着しました。   地方分権をめざした「構造改革」、つまり国から地方への補助金の見直しと税源移譲は必要なものと考えますが、元来、この生活保護は憲法25条の生存権に基づく、国からの「法定受託事務」であり、市町村の裁量権には限界があります。 地方に権限が委ねられず、負担のみを転嫁する改革は真の地方分権にはなりえません。   さて、先月行いました「財政健全化計画」にともなう第1期の市有地売却も、競争入札の結果、すべての物件が売却できました。   また、学校施設の吹付けアスベストの除去を対象とした工事が先月末、無事終了し、比較的、早期に処理が出来ました。「子供たちから喜びの声をいただきました。」と、校長から御礼の挨拶をいただきました。   最近、学童に対する悲惨な事件が各地で発生し、憤りとともに胸がしめつけられる思いです。通学時の安全確保のため、本市でも、5月から学校へ警備員を配置し、「見まもり隊」など学校を中心に対応してきましたが、さらに重点パトロールを警察にもお願いし、市でも青色パトカーの巡回を増やしながら、また新たに広くボランティアを募りながら「見まもり隊」の増員を図るなど「たかいしっ子を守る」取り組みを市民とともに強化してまいりたいと考えています。   今後、来年度予算編成に向け、さらなる「財政健全化~行財政改革」に取り組んでいかねばなりません。   次から次に様々な課題に直面しますが、迅速かつ着実に市政運営を進めてまいりますので、どうか市民の皆様のご理解ご協力をたまわりたく存じます。   歳末に向けて、厳寒の気候となりました。ご健康にご留意いただき、無事越年されますことを心よりお祈りします。  

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