令和2年分 市長あいさつ

令和2年5月

南海中央線でのテレビ会議の様子

皆さん、こんにちは!

コロナとの戦いに成果が出ています。

高石市では、3月からの学校休校、4月初旬から5月6日までの緊急事態宣言を受け、不要不急の外出自粛や休業要請等の対応に追われ、また、大阪府から協力要請のあった中小企業・個人事業主に対する休業要請支援金の実施について市としての半額負担、国の特別定額給付金(10万円)のいち早い給付、市独自の水道料金の減免、無料普通ごみ処理券の追加配布、さらには7社の地元企業に16万枚を超えるご寄贈頂いたマスクを70歳以上の皆様、妊婦の方々、医療・介護・福祉現場への即時配布等々、議会のご理解も得て、矢継ぎ早やに取り組んでまいりました。

そして4~5月と、何より市民の皆様の感染症予防のご理解ご協力のもと、一丸となったオール市民の取組みにより、感染症の拡大も大きく抑制することができ、5月22日の緊急事態宣言解除につながったと信じています。 それに伴い、大阪府で各公共施設の休業要請が解除されました。

本市では5月16日から市立図書館と、野球、サッカー、テニス等の高師浜運動施設など屋外運動施設を皮切りに、23日から市民文化会館「アプラホール」、子育てウェルカムステーション「ハグッド」、総合体育館「カモン高石」、温水プール「スポラ」、各公民館、老人福祉センター、コミュニティセンター等々、ほとんどの公共施設は再開できることとなり、再開を待ち望んでおられた市民がご利用頂きつつあります。

しかし再開になった公共施設のコロナ感染拡大予防のための対策も大切です。

各公共施設では各種ガイドライン等を参考に、3密を避けるための利用人数の制限やマスクの着用、手洗い・うがいの奨励、消毒液の利用等、十分な感染予防に努めながら、再開しておりますので、引き続き、皆様のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

さて、学校の再開についてであります。

3月2日からの休校~4月の入学始業式、その後のさらなる休校と、この間、児童生徒の皆さん、保護者に多大なるご負担ご苦労をおかけしたこと誠に恐縮に存じます。当然、この間、行えなかった授業をどう取り戻すか?

教育委員会とも議論を重ねました。まずはオンライン授業の前倒し実施に向けて、4月に各家庭へアンケートを行い、当面各家庭の協力も頂きながら、市としても必要な予算を5月臨時会で議会にお認め頂きました。現在、モバイルルーターやWebカメラ等の導入を進めており、6月上旬にはオンライン授業が実施できる見込みです。

今後、いよいよ一人に一台のタブレットの配布等、さらに学校教育ICTの早期実施に向けて取り組んでまいります。むろん、6月からの本格的な通常授業や給食の再開についても、文科省のガイドラインにそって感染予防対策を講じながらスタートしてまいります。 また、子育て支援については、幼稚園や子育て支援センターは休園、保育所や認定こども園では、緊急事態宣言以来、医療介護従事者などを除き、登園自粛要請の実施を余儀なくされていましたが、6月から幼稚園や子育て支援センターを再開し、保育所や認定こども園でも、感染予防に努めながら通常保育を再開できることとなりました。この間、緊急事態宣言期間中も開設していた保育所、認定こども園、学童保育の職員の皆様に感謝したいと思います。もちろん、医療、介護、福祉の現場の皆様にも拍手です!

 

最後に健幸のまちづくりについてであります。

適度な運動は、免疫力の低下を抑制し、健康二次被害を防ぐことになり、それはコロナ予防対策の強化にもつながります。5月7日に加藤厚生労働大臣と健幸のまちづくりに取り組む私どもスマートウェルネス首長研究会(SWC)の自治体でテレビ会議を行いました。

同会議で、私は南海中央線をウォーキングしていた男性に声をかけてテレビ会議に出演していただき、加藤大臣に「85歳の方もしっかり歩いて健康維持に取り組んでいます。ぜひこのような方も応援してあげてください」と発信しました。加藤大臣からは「85歳には全く見えないですね。その元気をしっかり維持してほしいと思います!」と激励のメッセージをいただき、私たちSWCの自治体にも「感染防止だけでなく健康づくりもしっかりやっていく、そういった意味でも引き続き一緒になって取り組んでいきたい」と語られました。

健幸ポイントもスタートします!皆さんもマスクの着用、ソーシャルディスタンスを取りながら、健幸ウォーキングなどを行い、健康維持に取り組みましょう。

 

これまで「たかい、たかい、たかーい市」と、高いレベルの、生涯学習、市民文化、学校教育、子育て支援、健幸のまちづくりに一生懸命取り組んできました、私ども愛すべき故郷(ふるさと)高石市は、これまで、ピンチをチャンスに!どんな苦難も市民の皆様とともに乗り越えてきました。 今後とも、コロナとの戦いは続きますが、子供から大人、高齢者まで、すべての市民の皆様が、新しい生活様式をそれぞれ受け止め、前向きに、ともに頑張ってまいりましょう!

令和2年3月

市長写真

ようやく桜も芽吹き、待ちわびた春の到来を感じさせてくれます。

 

まずもって、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、小中学校の休校や各種行事の中止延期等で皆様方に多大のご苦労やご心配をおかけしましたこと、誠に恐縮に存じます。本市としても対策本部を立ち上げ、公共施設でのマスクの提供や、臨時休校による措置として、あおぞら児童会(学童保育)の開設期間の拡大等、逐次、対応しておりますが、終息にむけ、油断することなく、子どもから高齢者まで、すべての市民の健康・生命を守るため、市民の皆様におかれましても、こまめな手洗い、うがい、咳エチケットでのマスクの着用や消毒液の活用、部屋の換気など自主的な予防対策の徹底(励行)のほどよろしくお願いします。

 

さて、少子高齢化、人口の減少が急速に進む中、東京一極集中の是正、地方の活性化をめざし、国において「地方創生」の取り組みが進んでいます。

 

本市では、これまでの中学校給食の導入や普通教室へのエアコン整備、民間活力による認定こども園化による「待機児童ゼロ」の達成など、優れた学校教育施設と子育て支援の充実をふまえ、平成27年から5年間にわたる、第1期の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」として「たかい、たかい、たかーい市」をキャッチフレーズに、アプラたかいしの子育てウェルカムステーションHUGOOD(ハグッド)の開設や新築住宅の税軽減策等により、子育て世代、若年層の定住促進を進め、また健幸ポイントの導入や健幸フェスティバル&高石マルシェによる健幸ウォーキングの推進などで健幸のまちづくりにも積極的に取り組み、その結果、若年層の転出増から転入増への転換や医療費の抑制などの成果をあげてまいりました。

 

これを発展継続すべく、令和2年度からスタートする第2期の総合戦略として「みんなが集い、住み続け、生涯活躍できる魅力あるまち たかいし」を目標として、「子どもを産み育てやすい環境」を整えるべく、妊娠・出産から子育て期における切れ目のない支援やあおぞら児童会の充実等を図ります。とくに学校教育におけるICT環境整備については、国のGIGAスクール構想に基づき、小中学校の児童・生徒1人に1台のタブレット端末を整備し、新学習指導要領で求められている「主体的・対話的・深い学び」が得られる学習や、AIドリルを使った学習などにも取り組み、個別最適化の授業を進め、学力向上に取り組みます。

 

また、「いつまでも健幸にすごせる環境」を整えるべく、これまで成果を上げてきたスマートウェルネスシティ・健幸づくり事業を継続発展させ、若者から高齢者まで多様な世代にわたる健幸ポイント事業の拡大をめざしてまいります。あわせて人材バンクの活用等により定年退職後の生きがいづくりと高齢者も暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。

 

さらに、「人が集い、住みたくなる環境」を整えるとして、地域活性化ブランド戦略による高石市の魅力の発信などを継続しながら、住みたくなる環境を整えるため、空き家対策、子育て世帯への支援などの住宅施策とともに、安全・安心なまちづくりの推進として、連続立体交差事業の完成や南海中央線の延伸を進め、居心地が良く歩きたくなる賑わいのある街中をめざし、「ウォーカブル推進都市」として、高石駅周辺活性化など地域資源のリノベーションに取り組んでまいります。

 

安全安心なまちづくりの基礎となる都市基盤整備については、防災公園として位置づけ進めている「蓮池公園」が令和元年度に事業認可を取得し、用地買収に取りかかりました。令和2年度につきましても、精力的に用地買収に取り組み、みどり豊かな市民の憩いの場、スポーツ・健康づくりの場として、また、災害発生時には防災機能を備えた防災拠点となる公園整備の早期完成に向け、事業を進めてまいります。

 

平成8年の事業認可以来、長年にわたり取り組んできた南海本線・高師浜線連続立体交差事業については、いよいよ来年、令和3年5月に上り線高架化が完成する予定です。国の予算も確保でき、現在、急ピッチで工事を進めており、これにより、市域の東西を分断していた踏切の解消が大幅に図れることとなります。その後は、高師浜線高架化に向けた準備工事に取りかかります。この区間は工期短縮を図るため、バス代行輸送となりますが、本市域での全線の早期完成をめざし、引き続き事業主体である大阪府や南海電鉄と協議をしながら積極的に取り組んでまいります。

南海中央線

 

 

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  公共施設等総合管理計画などで検討してきた公共施設のあり方ですが、現在の児童発達支援センター松の実園については、津波浸水想定区域外の東羽衣地区の旧北幼稚園に移転し、子どもたちの安全・安心な療育環境の整備を進め、老人福祉センター瑞松苑につきましては、老朽化が進んでいることから、より堅固な高石市コミュニティセンター(デージードーム)に移転統合し、コミュニティセンター機能と老人福祉センター機能を、これまで以上に有効に活かした新たな集いの場としての複合施設としてリニューアルしてまいります。 最後に嬉しいご報告をひとつ、3月25日に昨年100周年を迎えた高師浜駅の貴重なステンドグラスを、南海電鉄から寄贈いただく授与式をアプラホールで行います。現在はアプラギャラリーで展示してますが、今後、市庁舎や他の公共施設でも展示してまいります。そもそも、この高師浜線は大正8年に開設され、当時、東洋一と言われた浜寺・高師浜海水浴場へ観光客を誘う鉄道路線として、篤志家の個人所有地の寄付を受け、敷設した鉄道でありました。その後、大阪中心部や関西圏から、ひと夏100万人と言われる観光客を浜辺まで運び、また別荘地や保養所等、高級住宅地としての開発につながる貴重な鉄道路線として、高石の発展に貢献してきたのです。

 

現在、少子高齢化・人口減少により乗降客数は減少傾向にあるのですが、市としましても羽衣天女をイメージキャラクターとし、”工場夜景列車”を走らせ、高石シーサイドフェスティバルの支援をするなど、地域活性化に取り組んでいます。改めて市民の皆様とともに、この先人の遺された貴重な財産とも言うべき高師浜線を大切に継続・発展してまいりたいと願っています。私もよく乗りますが、どうか皆さんもご利用いただきますようよろしくお願いします。

 

新年度におきましても、市民の皆様がこよなく愛する、郷土(ふるさと)高石市を健全に守り、より安全な、子どもから高齢者まで、生涯、安心して住み続けて頂けるまちを目指し、さらなる飛躍・発展に向けて、今後とも、職員とともに「ワンチーム」で取り組んでまいります。引き続き、市民の皆様の温かいご理解とご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

贈呈式様子

令和2年1月

新年おめでとうございます。 さて、「令和」になり初めての新年を迎え、皆様方におかれましては良き新春をお迎えの事と存じます。 昨年は8月に羽衣駅前再開発ビル(イコーネはごろも)とあわせてJRと南海をつなぐペデストリアンデッキ(天女のこみち)の完成、10月には高師浜線全線開業100周年を迎え、いずれも盛大にセレモニーを開催する事が出来ました、本当にありがとうございました。

 

この「令和」という年号は万葉集の大伴旅人の句「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。」(時あたかも新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている)と歌った事から、穏やかに平和な時代、「令和」という年号を導いたと言われています。

この万葉集はご存知の通り、その子、大伴家持により編纂されたと言われており、14歳の時に父親である大伴旅人と死別した後、官吏として、歴代天皇にお仕えするのですが、災害、飢饉や疫病等により、都も紫香楽宮、難波京そして平城京と、転々とし、自らも、政治の中枢から遠ざかり、東北や九州など転々と地方の官庁で勤め、その一時期、因幡(いなば)の国(現在の鳥取県)において、雪深い正月に新年の宴が催され、その時に、外に積もる雪を見ながら次の句を歌いました。

 

「新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け(しけ)吉事(よごと)」

 

雪が降り積もるように、よき事よ重なれと、この家持自身の祝いの句で、万葉集約4500首が締め括られています。

 

翻って、高石市政も、明治22年3307人の村からスタートし、大正4年に町制に移行、その間、冒頭に述べた羽衣駅が明治45年に、伽羅橋駅が大正7年に、そして高師浜駅が大正8年に開設し、東洋一と言われた海水浴場へ100万人もの観光客を誘う鉄道として、また官民協働で、洋館建ての高級住宅地として住宅開発を進め、その後、昭和41年に市制施行を経て、高度成長期を背景に,臨海部をコンビナートとして企業誘致をし、現在の高石市の基礎を作って来たのであります。その後昭和40~50年代、人口急増に対し、学校・幼稚園・保育所・公民館・老人福祉センター等の公共施設の建設、道路・上下水道の整備等の都市基盤を整え、発展に次ぐ発展を遂げて来ました。

ところが、平成に入り、バブル崩壊による地価の下落等で、市税収入の減少とともに、市立診療センター、老人保健施設「きゃらの郷」、高石駅東B地区再開発事業等の懸案事業の推進も重なった事で、一気に財政難に陥りました。

“平成の大合併”の議論から住民投票の結果、自立再生が選択され、私が市長に就任し、そこからは行革に次ぐ行革を進め、一方で、学校教育施設の耐震化やエアコンの設置等、教育環境の充実や民間活力の導入により保育所や幼稚園を幼保一元し、認定こども園の整備を促進しました。その結果、待機児童ゼロ(年度当初)を達成できました。それら高いレベルの子育て学校環境をP Rし、若年層の定住促進をと、まち・ひと・しごと地方創生の取り組みとして、ボーネルンド社と提携し、高石駅東B地区再開発ビルのアプラたかいしに開設した“ハグッド”も好評で、利用者も年間5万3000人を超え、ハグッド関連のイベントではこの1月4、5日の2日間で1200人もの来場がありました。 まさに山あり谷ありでしたが、おかげさまで、財政も健全化を取り戻し、冒頭の連続立体交差事業も進捗し、羽衣駅前再開発ビル及びペデストリアンデッキの完成まで来たのです。

 

もちろん、これら事業の推進に地元の国・府会議員を通じ、国、府の支援も頂き、着実に予算も確保する事ができました。また厳しい財政健全化~行財政改革を進める上で市議会議員各位にもご支援を頂きました、改めまして深く感謝します。

 

 

まさに高石市も「いや重け吉事」です。それもこれも、この間、高石市を愛する市民の皆様方が、この間の高石市政の取り組みを、温かく見守り続け、ご理解、ご支援、ご協力頂いた賜物であります。本当に深く感謝御礼を申し上げます。

 

羽衣駅ペデストリアンデッキ

ペデストリアンデッキ開通 羽衣再開発事業完成

高師浜駅100周年

高師浜駅100周年

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