麻しん風しん混合(MR)

麻しん、風しんのどちらかにかかったことのある人も接種の対象になります。

 

対象者

令和5年度対象者

◆第1期:生後12から24か月に至るまでの者(2歳になる前日まで)

◆第2期:平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれの者(小学校入学前の1年間にある者)  

第2期の接種期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日までです。

 

受け方

第1期、第2期にそれぞれ麻しん風しん混合ワクチンを1回接種

麻しん又は風しんにかかったことがある方が混合ワクチンを接種しても問題ありません。

接種場所

市内指定医療機関(下記参照)

持ち物

母子健康手帳、麻しん風しん混合予防接種予診票

 

費用

無料

ただし、接種対象期間を過ぎると任意接種〈自費〉になり、約7,000円から10,000円程かかります。  

 

麻しん(はしか)ってどんな病気?

麻しんウイルスの空気感染や飛沫感染によって起こります。感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。発熱、咳、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3から4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39から40℃の高熱と発疹がでます。発疹はおさまったあともしばらく色素沈着を残します。

気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こし、命にかかわることもあります。

 

風しん(三日はしか)ってどんな病気?

風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。軽いカゼ症状ではじまり、発疹、発熱、首の後ろのリンパ節の腫れなどが主症状です。発疹も熱もだいたい3日間で治るので「三日はしか」とも呼ばれています。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されており、大人がかかると重症になる場合もあります。

妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害をもった児が生まれる可能性が高くなります。

麻しん風しん混合ワクチン(生ワクチン)

麻しん及び風しんウイルスを弱毒化してつくったワクチンです。

定期予防接種開始前の0歳児や接種歴のない1歳児が周囲の大人から感染する可能性が高いので、1歳になったらなるべく早く1回目の予防接種を受けるように努めてください。  

麻しん風しん混合ワクチンを接種後、他の注射生ワクチン(水痘・おたふくかぜなど)を受ける場合は、27日以上あけてください。

新型コロナワクチンと同時に接種することはできません。同じ時期に接種を希望される場合は、どちらかのワクチンを打ってから2週間の接種間隔を開けていただく必要があります。

麻しん風しん混合ワクチンの副反応

副反応の主なものは、発熱と発疹です。これらの症状は接種後4日から14日に多く出ます。また、まれですが、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が生じる場合があります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 地域包括ケア推進課 保健予防係
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