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市長よりごあいさつ

平成30年9月 

倉吉市のブルーシート支援

 北部地震、西日本豪雨、台風21号、そして北海道地震と、今、日本はまさに災害列島ともいうべき厳しい状況下にあります。被災された方々、大切な家族を失われた方々に心からお見舞とお悔やみを申し上げます。
 過去より、阪神淡路大震災、東日本大震災等々、多くの災害を経験し、乗り越えて来ました。その時、発災時は自衛隊や消防、そして給水車や食料等の緊急支搬送、さらに被災自治体への職員等の人員派遣と、国、自治体の支援が行われ、その後、市民ボランティアによる支援と、被災した自治体や住民に対する地道な支援活動が行われます。
 困った時はお互い様の“助け合い”の精神は日本人の素晴らしい精神文化だと言われています。戦前、本市(当時、取石村)の取石小学校で教員としてのゆかりの深い民俗学者、宮本常一氏は、戦後、全国の地方の離島や集落を歩いて訪問し、そういう“助けあい”の精神文化をまとめ「忘れられた日本人」という冊子も出されました。それらの一つに、「飯もらいの子」という話があります。小さな漁村で働き盛りの漁師が、嵐により海で亡くなった時、その遺児を他の漁師が預かり、幼い頃は食事を与え、成長するに従い、漁を教え、一人前の漁師に育て上げる、というお話で、今のような生活保護や児童福祉等の制度が充実していない時代から、そういう相互扶助の仕組みが村々に根付いている、というお話です。
 
 北部地震では、幸い本市は大きな被害も無く、被害の厳しかった、茨木、高槻市、箕面市等に給水車や罹災証明発行のための人員派遣や公用車の提供を行い、西日本豪雨災害では、陸路が寸断されてた呉市や竹原市に、国交省の船舶の協力を得て、飲料水等の支援物資を緊急搬送し、本市社協からは岡山県真備地区や呉市にボランティアの方が支援に行って頂きました。
 今般、昭和36年の第2室戸台風以来という超大型の台風21号が近畿を直撃し、関西国際空港をはじめ多大な被害を各地に与えました。本市では幸い人的被害は少なく、高潮についても王子川芦田川のポンプ場が有効に機能し浸水被害もありませんでした。しかし、暴風により倒木や建物被害が数多く発生し、あわせて大停電と大きな被害を受けましたこと、被災された多くの市民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 そして、いまだ屋根が損壊する家屋が多数あるなか、大雨に見舞われ、そんな中さっそく、天女サミットを通じて交流のある鳥取県湯梨浜町と倉吉市からブルーシートの緊急支援を有り難く頂戴しました。
 今までは支援する側でありましたが、支援を頂くことにより、心から感謝を申し上げるとともに、改めて、自治体間の連携の必要性を強く感じた次第です。
 今回の台風で、海外インバウンドで、大阪いや日本経済を牽引してくれていた関西国際空港が甚大な被害を受け、今、非常に厳しい状況にあります。本市も含め泉州9市4町で構成する泉州市町関西国際空港推進協議会としても、全力で応援して行かねばと強く感じています。また、北海道地震もふくめ被災地への支援等も、今後とも続けてまいりたいと存じております。
 “絆が結ぶ支援の輪”困った時はお互い様の“助け合い”の精神で、これからも取り組んでまいります。皆様方のご健勝ご多幸を心よりご祈念申し上げます。

 

市長サイン

 

平成30年5月 

阪口市長と浅野元市長のツーショット写真

  五月晴れに恵まれたGWの中、市子ども会主催のイベント等が高石駅前アプラ広場で開催され、またボーネルンドと提携し運営するアプラたかいし3階の子育てウェルカムステーション“ハグッド”も好評で多くの方で賑わい、アプラ周辺が子ども達の歓声に包まれました。
 この“ハグッド”をはじめ「たかい、たかい、たかーい市」と優れた子育て環境や学校教育環境の充実といった取組みを情報発信し若年層の定住促進をめざし、国の地方創生を活かして取り組んできた結果、若い世代の市内転入が転出を上回るなど、効果が上がってきています。

 

 さて、新年度もさまざまな事業が順調に進捗しています。
 

 南海本線・高師浜線連続立体交差事業も一昨年に関西空港・和歌山市方面行き下り線が完成し、現在難波方面行き上り線の完成へ向け、高石駅・羽衣駅周辺を中心に橋脚が立ちあがるなど、鋭意工事が進められています。また同時に進行する羽衣駅前の再開発事業も来年8月のビル完成をめざし、基礎工事から本体工事へと徐々に建物の姿が現れて来ました。

 今夏以降、いよいよJRと南海の安全安心な乗り換えや駅利用者の利便性向上のため、南海羽衣駅〜JR東羽衣駅を結ぶペデストリアンデッキの工事も始まります。

 これら連立事業も含めた駅周辺整備により、高石駅・羽衣駅のバリアフリー化が完成することはもとより、13箇所の踏切が解消されることで、高石市全体の安全安心のまちづくりが飛躍的に向上することにもつながります。

 今後とも少子高齢化が進展する中、連立事業も含めた駅周辺整備の早期完成に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。

 また加茂の中央公民館付近で工事が続いていた、芦田川改修事業と接続箇所となる加茂地区の南海中央線整備工事も概ね完了し、市が実施主体となる“芦田川ふるさと広場から健幸ウォーキングロード(せせらぎコース)”等の親水空間の全貌も姿を見せて来ました。
 来たる7月7日にはこの広場で完成式典を開催します。芦田川ふるさとの川整備事業及び芦田川改修事業にご支援ご協力頂いた関係各位や市民の方々にも多数ご参加いただきたいと考えております。

 まだ記憶に新しい、昨年10月22日、阪南・泉南両市の境界にある男里川にかかる南海電車の橋脚の陥没や、岸和田市大沢町で土砂崩れが発生し川がせき止められるなど、大阪府内各地で甚大な被害を残した台風21号においては、この高石市でも最大時間雨量は22ミリメートルでしたが総雨量は254ミリメートルの大雨となりました。(ちなみにこの芦田川改修事業のきっかけとなった、昭和57年8月の高石市内で浸水総戸数1954戸(床上・床下浸水含む)という大きな被害をもたらした台風10号の際の、最大時間雨量53ミリメートル、総雨量231ミリメートルに匹敵する、いわば危険な大雨の状況であったわけです。)この芦田川改修事業について、地下のボックス河川と上層河川の二層河川工事は、事業主体である大阪府のご尽力により、昨年5月には完成し本格稼働しており、おかげさまで、高石市内はこの台風21号による河川の浸水被害は発生しませんでした。

 これら南海本線・高師浜線の連立事業や芦田川改修事業は、それぞれ国の事業採択が、連立事業が平成8年、芦田川改修事業は昭和59年と、おおよそ20から30年前にスタートしたものです。市長も浅野氏、寺田氏、そして私と3代にわたります。公共事業とはそもそも時間のかかるもので、用地買収から国への陳情や予算確保など、長年にわたり粘り強く取り組んで行くものだと改めて実感しています。
 冒頭の写真は平成6年4月、芦田川改修事業の第1期工事(羽衣地区;旧26号線から南海本線区間)が完成した式典での故浅野元市長と私のツーショットですが、当時30代の市議であった私に浅野さんは「こういう事業を仕上げるために、市長というのは頻繁に上京し、君ぐらいの年齢の若い官僚の方に頭を下げ、陳情に行かないといけないんだよ。」とご教示いただきました。
 当時、まさか、その役割を私自身が担うとは思っても見ませんでしたが、今は私の役割として上京の折に、種々行政課題についてお願いにあがるなど、精力的に行動しています。

 改めて、長年にわたりご支援ご協力頂いた国や大阪府、国会・府議会市議会議員はじめ関係各位に心から深く感謝申し上げつつ、今後とも、引き続き、どうか温かいご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

 来たる6月17日には恒例となりました花火大会‟高石シーサイドフェスティバル“と商工会議所主催の堺泉北スモールドラゴンボート大会が同日開催されます。高石商工会議所をはじめ市内各企業、市民による花火募金など、多くの方々のご支援ご協力、また実行委員会の皆様方に心より感謝申し上げます。

 おかげさまで「音に聞く高師浜…」と、万葉集にも詠われた、かつての白砂青松の貴重なウォーターフロント、浜寺水路を活かした地域活性化も大いに進んでおり、工場夜景ツアーについても非常に好評です。

 

 昨年10月から再スタートした「健幸ポイント」も前回の2千人を上回る3千人の募集をしたところ、現在まで約2900人と順調にご参加いただき、南海中央線や鴨公園、海岸通り等での「毎日が“元気”健幸ウォーキング」や健幸広場での体操、さらにカモン高石・スポラ高石での健幸づくり教室等にご参加いただき、特定検診等の受診率も向上するなど、健康長寿社会の構築に向け、官民連携のもと、全国のトップランナーとして健幸のまちづくりもどんどん進んでいます。

 

 多くの先人が、愛情を持って築き上げて来られた、ふるさと高石はこれからもさらなる発展をめざし、着実に前進してまいります。

 今年度も、市民の皆さまに喜んでいただけるよう、職員一同、全力で取り組んでまいりますので、どうか変わらぬ温かいご理解とご支援ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。

 結びに皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

市長サイン

 

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